三味線コラム-No.322. 三味線2丁タンス(再生品)をご紹介いたします。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

東京は桜は終わりましたね。
今年は最近では珍しく学校の入学式の時に満開でした。
新しく入学する生徒さんたちには良い思い出になったと思います。

さて今回は2丁タンス(再生品)をご紹介いたします。

以前にもご紹介致しましたが再度のご紹介です。
桐製の三味線を入れるタンス型のご紹介です。
三味線を入れる商品としては最高峰になります。

桐は湿度を調節してくれるので三味線の付属品には色々と使われています。
桐の胴板とか桐の立て箱、桐のハードケース等に使われています。

状態は良いです。古い感じはしません。中も綺麗です。

三味線を引っ掛ける部分も花林材が使われていますし、扉の縁も紅木で巻いています。

現在は紅木は貴重になってきましたのでこの様な使い方はできなくなりました。

このタンスは桐を焼いて色を付けていますがこの様な事もなかなかできなくなってきています。

お稽古用と舞台様の三味線を2丁入れたりお稽古用2丁入れても良いです。
ご自分の好きな様に入れる事ができます。

下に引き出しが付いておりまして撥など小物も入ります。

今まで店頭で88,000円(税込)で販売しておりましたが、新年度になりましたので
思い切って55,000円(税込)に致します。
東京23区狛江市、調布市、武蔵野市、神奈川県川崎市の地域の方はお届けいたします。
その他の方は送るのは難しいので当店にご来店いただければお引き渡しいたします。

新しく買えば165,000円以上はしますのでお得だと思います。

寸法:高さ 119.5cm 横幅 38cm 奥行き 29cm
です。

お支払い方法はお届けの場合は現金支払い、
ご来店の場合は現金、クレジットカード支払い対応いたします。

ご希望の方はお電話03-3429-8389か
当店メールinfo@e-kameya.com
にお問い合わせください。

一点ものですので是非この機会にご購入ご検討ください。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.321. チャットGPTをやってみました。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
今日は初めて今年春を感じています!
暖かいですね〜〜〜
人間暖かいと外に出たくなりますね〜〜
今日は車で外に出ましたがチラホラと桜が咲いていました!
いい季節になってきてますので皆さんも三味線頑張りましょうね(^^)

さて今回は閑話休題と言いますか少し肩の力を抜いた話題で行きたいと思ってます。
最近生成AIの話題が毎日の様に聞きますがChat GPTに三味線の事を尋ねてみよう!
という事でやってみました。

ある人にChat GPTについて教えてもらったのですが確かにこれは凄いです。
興味のある事について調べたり何か発表する時の文章の叩き台になります。

例えば私はChat GPTにこう尋ねました。
『三味線について1000文字以内でまとめて』とそうしますと以下の様に
GPT ちゃんは答えてくれました。

『三味線は、日本の伝統的な弦楽器であり、主に三本の弦を持ち、木製の共鳴筒と撥(ばち)を使用して演奏されます。その起源は古く、奈良時代には既に存在していたと考えられますが、形が近づいてきたのは江戸時代になってからです。

演奏は通常、一方の手で弦を押さえ、もう一方の手で撥を使って弦を叩くことで行われます。技術的に高度であり、複雑な旋律やリズムを表現するために熟練を要します。

三味線は、日本の民謡や箏曲、地歌、端唄などの伝統音楽で演奏されますが、近年ではジャズやポップスなどの異なるジャンルとの融合も試みられています。

その独特の音色や表現力から、多くの人々に愛されており、日本文化を代表する楽器の一つとして世界中で演奏や教育が行われています。』

まあまあな感じですかね。(笑)
まあそりゃそうなんですけど私は模範解答の様な感じがします。
『奈良時代からすでに存在していた。』
こちらは明らかに間違いですね。
琵琶と間違いましたかね。

『木製の共鳴筒』
これは謎ですね。こちらも琵琶の胴の部分の事でしょうか。

それでも何かの叩き台には十分になると思います。

またこうも入れてみました。
「三味線の可能性について教えて」

『三味線は、その独特の音色や伝統的な魅力に加えて、さまざまな可能性を秘めています。

  1. ジャンルの融合: 伝統的な日本音楽に留まらず、三味線は他のジャンルとの融合によって新たな表現の幅を広げています。例えば、ジャズ、ロック、ポップス、エレクトロニカなどとのコラボレーションが試みられ、新しい音楽スタイルが生まれつつあります。
  2. 技術革新: デジタル技術や音響技術の進歩により、三味線の音楽制作や演奏方法に革新がもたらされています。エフェクトやループなどのテクニックを組み合わせることで、従来の枠を超えた音楽表現が可能になっています。
  3. 国際的な普及: インターネットやソーシャルメディアの普及により、三味線の音楽は世界中に広がっています。日本のみならず、海外でも三味線の演奏家や愛好家が増えており、国際交流の場としても注目されています。
  4. 教育と継承: 三味線の教育プログラムやワークショップが世界中で開催され、若い世代に伝統音楽の魅力を伝える取り組みが行われています。これにより、三味線の技術や文化が継承され、その可能性が拡大しています。

総じて言えば、三味線は伝統と革新が融合した楽器であり、その可能性は広がり続けています。新しい音楽スタイルの創造や国際的な交流を通じて、三味線は今後も世界の音楽シーンにおいて重要な存在として位置付けられるでしょう。』

良いですね!元気付けられます。
『伝統と革新が融合した楽器』なんてフレーズは私はグッときます。

最後にこう聞いてみました。
「三味線亀ちゃんのブログについて教えて」

答えは以下です。
「残念ながら、私の知識には「三味線亀ちゃん」がブログを持っているという情報は含まれていません。三味線亀ちゃんは架空のキャラクターであり、そのような実在しないキャラクターがブログを持っている可能性は低いと思われます。しかし、ファンが作品の世界観を楽しむために、ファンフィクションや二次創作の形で、架空のキャラクターがブログを持っていることを想像したり表現したりすることはあるかもしれません。」

Chat GPTちゃんに認知される様に頑張ります。(笑)

*今回使ったChat GPTは無料版で教えてくださった方によると一世代前のものだそうです。
最新版はモットっ凄いそうです。
だから亀ちゃんのことは知らなかったのかもしれません。

Chat GPTのリンク貼っておきますね。
無料で登録すれば誰でも使えますよ。
https://chat.openai.com

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.320. 自然に剥がれた撥皮の直し方。

こんばんは。三味線亀ちゃんです。
今回は前回の続きです。
撥皮が自然に剥がれちゃう事ありますよね。


こんな様に自然と剥がれる事がよくあります。

これもご自分で直せるといいと思います。

ノリは少しでいいですからね。


これくらいで十分です。

前回ご紹介したスプーンやフォークの柄の部分で撥皮を伸ばしてください。


そうしますとノリがはみ出ますので手拭いで拭き取ってください。


これでうまく直るはずです!

やってみてください。
上手くいかなかったら当店に遠慮なくお持ち下さい。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.319. 撥皮って少しはがれませんか。

みなさんこんばんは三味線亀ちゃんです。

最近大変ありがたい事にこちらのブログを見ていると声を掛けられます。
大変嬉しくてブログを書いていて本当〜〜に良かったなと思う瞬間なのですが、
今回のブログはブログを見ているお客様との会話で出てきたテーマです。

撥皮ありますよね皮の上に付いていて撥が皮に当たる所にある白い紙のようなものが
撥皮です。

この撥皮の取り替え方は何度かブログでも取り上げたのですが、
撥皮って自然に部分的に剥がれたり、初心者の方がよくやるのですが
撥先に引っ掛けて剥がしてしまう事があります。
これを綺麗にしてほしいとお店に来る方がいらっしゃるのですがこれはご自分で直す事ができると思います。

こちらの直し方を今回はブログのテーマにしたいと思います。
今回は撥剥がれの部分をやってみますね。

以上なような物をご用意ください。
フォークやスプーンで良いですのでなるべく柄の部分がギザギザではなく平な柄の形状の
物が良いと思います。

撥皮糊をまずは剥がれた部分に差し込みます。
多くても構いません最後には拭き取りますので。


それをですね竹のヘラが1番良いのですが通常ご家庭にはないと思うのでスプーンやフォークの柄の部分で巻き上がった部分を元に戻すようにこそいでください。
この時ノリが撥皮に残ると凸凹するので平らになるように、こそいでください。


そうしましたら白いタオルではみ出た糊を拭き取ってください。
その時にすこし水分を含ませると撥皮が馴染んで上手く付きます。
付ける水の量は唾を付けた位の少量で結構です。
水の量が多すぎると皮が変色したり皮を付けているノリが湿度で取れてしまう事が
まれにあります。


以上のように綺麗に撥皮が修復できます。
やり方は津軽三味線の撥皮の剥がれも同じです。

ぜひ困ったときはやってみてください。

次回は自然に剥がれた方を付け直ししてみようと思います。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.318. 可愛い指かけご紹介します。

皆さんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
最近演奏会のフライヤーをたくさん頂くようになりました。
うちの業界が盛り上がっているのが嬉しい亀ちゃんです。

さて今回は家にいる可愛い指かけ達をご紹介します。

こちらはですね当店が依頼して手作りで編んでもらっている指かけです。
指掛けを付けると人差し指の所に花が咲いているんですよ〜〜いいでしょ!
これは機械編みではできないですよ。色のセンスも良いし私は好きです。
問題はたくさん出来ないところです。
津軽用も作って頂いているのですが現在売り切れです。
今あるのは画像の色だけです。

こちらは機械編みなのですが二色の指掛けです!
私は好きですね〜〜〜
おしゃれじゃないですか。
白の入り方が良いですよね〜〜
ず〜〜と単色の指かけを見てきたので新鮮ですね。

私新しい物が好きなのであまり新製品が出ない業界ですが新しい物があると仕入れちゃうんですよね〜〜

流石に単色の指掛けが売れるのですがこちらの指かけちゃんも可愛がってくださいね〜〜〜

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.317. 東京都世田谷区の生涯大学で講義をしてきました。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
寒い日が続いていますが明日は節分で日曜日は立春ですね。
いよいよ春が近づいてきてます。
私春が一番好きな季節ですので楽しみです♪

さて今回は先日2024年1月24日(水)に東京都世田谷区池尻の世田谷区の建物がやがや館で
三味線について臨時講師として講義をしてきました。

何度かブログにも書いているのですが
コロナ前は父がやっていたのですがバトンタッチで今回は私がやりました。
なにしろ初めてのものでどうなることやらと思っておりましたが
なんとか無事にすみました。


生徒の皆さんはみなさん私より年上ですので私が話すのもおこがましいのですが、
皆さん真剣に聞いて頂いて大変ありがたかったです。

三味線の材料とか江戸時代の三味線を持ち込んだりして三味線の歴史とか成り立ち
特徴などを話させていただきました。

こちらは撥の違いについて話しているところです。
右端にはチラッと沖縄三線が見えますが沖縄三味線と本土の三味線の違いについて
話もしました。みなさん真剣に聞いてくださってます。
質問も色々受けまして有意義な講義をさせていただきました。

90分の講義なのですが前半は私が話しまして後半はお客様の桂小すみ様にゲストで出演して頂いて楽しく締めていただきました。
小すみさんは現在注目の演奏家で大忙しなのですが亀屋さんならと来ていただけました。
大変ありがたいです。


さすがプロの演奏家ですね!
時間内で楽しく生徒さんの反応を見ながら曲をチョイスして
演奏してくださいました。
改めてお聞きしましたが上手いな!というのが第一印象です。
一緒に聞かせて頂いて得しましたね(^^)

人前で話すのは難しいな!と感じた亀ちゃんでした。

注)桂小すみ様にはブログに画像の掲載の許可を頂いております。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.316. 天神金物について。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
新年おめでとうございます。
お正月は如何だったでしょうか。

私はゆっくりしておりました。
今年は新年営業からお客様がいらっしゃってくださっております。
いよいよ本当にコロナ明けしたのかなと思っています。

さて今回は天神金物について書きます。
天神金物は下記の画像のように天神の糸巻きの入る部分に付いている物です。

この金物ですが細口、太口、義太夫と主に三種類あります。
義太夫用は特に大きく厚いので分かりやすく津軽三味線にも使われております。
細口と太口は少し分かりにくいと思うのですが、細棹と中棹に付いている天神金物
は大きさが違います。

それに伴って細棹と中棹に付ける糸巻きも変わってきます。
時々安い三味線に中棹なのに細口の金物が入っていて太口に入れる糸巻きが付いている
事がありますが、私から見るとおかしな組み合わせで違和感がありますし、
使いにくい糸巻きになると思います。

あまり一般の方は気にしないかもしれませんが知識として持っておいたほうがいいと思います。

今年もどうぞご贔屓にお願いいたします。

三味線亀ちゃん
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令和5年(2023年)本年も大変お世話になりました。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
亀屋邦楽器は12月28日(木曜日)を持って本年の営業を終了いたしました。

皆様には本年も大変ご贔屓頂いて大変ありがとうございました。

(^_ _^)

今年の秋から冬にかけて本日まで忙しく仕事をさせて頂きました。
ありがとうございました。
コロナ禍の影響も少なくなってきまして、
演奏会お稽古等コロナ禍前に戻ってきたかなと実感しております。

新しい三味線等も少しずつですが売れるようになって参りました。
みなさんがいよいよ前に踏み出してきていることをひしひしと感じております。

亀屋邦楽器は新年令和6年(2024年)は1月9日(火曜日)9:30から営業いたします。

どうぞ来年も亀屋をご贔屓にお願いいたします。
みなさんのお顔を来年拝見することを楽しみにして本年は終了いたします。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.315. べっこう撥についての考え。

みなさんこんばんは。
今日は全国的に寒いようですね〜〜
あんなに夏暑かったのに季節は必ず巡ってくるのですね。
今年最後のブログになります。どうぞよろしくお願いします。

前回象牙撥について買いたので今回はべっこう撥について書きたいと思います。
三味線の撥は多様な種類があります。
それだけ撥は三味線を弾くために大切なんだな〜〜
と思います。

演奏家の方によっては三味線より撥を重視している方もいらしゃいますからね。
べっこう撥は主に津軽、地唄、民謡三味線の音楽で使いますね。
地唄三味線は舞台用ではなく練習用で使いますね。

べっこう撥は”しなりがよく出る”というのが最大の特徴でしょうか。
このしなりを利用してみなさん弾きますので、
楽器屋さんはこのしなりを演奏家に合わせて作れるというのが腕の見せ所です。
先を削るのか根本の方を削ってしなりを出すのか。
撥の事が分かっていないとうまくしなりは出せません。
脇の部分のカーブを変えてしなりを替えることもあります。

ですので新しい撥を買うならば大きめで厚めのべっこう撥を買うと後から直せますので
おすすめです。
今なかなかべっこう撥は材料がなく厚くて大きな撥は少ないですが、
楽器屋さんに相談するといい撥を持っているかもしれませんよ〜〜

中古でいい撥があればもちろん”買い”ですが、べっこうは柔らかいので減るのが象牙より
早いですので状態の良いべっこう撥は少ないのが現状です。

もし持っているならば大事に使ってください。
べっこう撥は落として撥が欠けても他のべっこうをそこに付ければ象牙と違って
またその部分で弾く事ができますので、諦めずに相談してください。
色々やりようはありますから。

最近あるお客様が三味線を使って眠る時に流す音楽を作ろうと思っていると、
お聞きしました。
わたしすぐに合点がいきまして、三味線は自然の材料でほとんど出来ているので、
多分寝る時には最適なのではないかと思いましたしきっといい音楽ができるのでは
ないかと期待しております。

今年は皆様にご贔屓頂いて大変ありがとうございました。
今年は一年おかげさまで忙しくさせていただきました。
今も年内の仕事の事が頭を駆け巡っております。(笑)
ご来店くださった方に”ブログ見てます!”と言われるのが何よりのモチベーションです。

三味線の事は大概書いておりますので疑問がありましたら検索してみてください。
何かヒントになる事が書かれているかもしれませんよ〜〜〜

来年平成6年(2024年)は1月19日(金)に書き込もうと思っております。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.314. 象牙撥についての考え。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
12月だというのに暖かいですね〜〜
昨日は暦の上では大雪ですよ。
昔修行先の親方と新宿花園神社の酉の市に行きましたが、
二の酉の時にはずいぶん寒かった記憶があるのに・・・
今年は本当に暖かいですね。(^^)

さて今回は象牙撥の私の感じる事を書きます。
撥は大事です。演奏家によっては三味線より撥の方が大事という方もいらっしゃいます。

撥の弾きやすさで演奏のしやすさも大分変わってきます。
新しい撥は大きめ厚めに出来ているので使う方の好きなように
撥の形を作っていけるのですが、中古撥はすでに以前使った方に合わせて
出来ているのであまり手を加えられません。

その代わりすでに完成品になっているのでその場で使って選ぶ事ができます。
自分に合った撥を自分で分かるというのは少し難しくて例えば師匠の使っている象牙の撥が自分が使いやすいかというとそうゆう事はないんですよね。

それは体格、撥の弾き方、技量によって変わってしまいますので、
自分自身に合っている撥を探さなくてはいけません。

”そんなの分かるか!”と思うかもしれませんが選び方のヒントはあります。
まずは師匠さんに相談してみる。師匠さんは一番お弟子さんの事が分かっているので
色々アドバイスしてくださると思います。

そこで”三味線屋さんに相談してみなさい。”と言われたら私たちの出番です。
その際はぜひ今使っている木撥でもプラスチック撥を持ってきてください。
象牙撥を持っていればさらに良いですが。
まずはそれがヒントになります。

それを頂くと使っている方の撥の大きさがわかりますし撥先の好みもわかってきます。
それで曖昧でもいいので今使っている撥の使用感をお知らせ頂くとさらに理解が深まります。

新しい象牙の撥ですとすこし甘え部分を残しておいて撥を作ってそこから本当のお好みに
修正していくのですが。
中古の象牙撥ですとそれは出来ないので(出来る物はします。)手持ちの中古撥の中から、
合う撥があればお勧めいたします。

中古で合う撥があればお得だと思います。
しかし昔の撥は小さく先が薄い撥が多いいのでなかなか今時の撥は少ないのですが、
当店には色々中古の撥があるのでそこから選ばせていただきますが、
無い場合は”今は無いです。”と申し上げております。
弾く方に合わない撥を無理に売ってもその後不満が出たり信頼を失ったりしますので
そこは慎重にやっているつもりです。

いい撥が出たら教えてと言って予約のようにして頂く方もいらっしゃいます。

最初は分からないと思いますが撥は自分の技量を上げてくれるお道具ですので
ぜひ少しこだわって使うといいと思います。(^^)/

三味線亀ちゃん
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